Blog
2025.05.05
図面
秋田市の不動産・建築に関することは財産コンサルティングにおまかせください。
財産コンサルティングでは、土地・中古住宅、アパート、テナント、駐車場、新築住宅、リフォーム・リノベーション、物件管理、資産運用、相続対策、不動産売却などを「ワンストップサービス」で提供しております。
桜を楽しめる季節もあっという間に過ぎてしまいました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は、「測量図」についてお話しをします。
測量図とは、土地の面積や隣接地との境界などの情報が記載されている図面のことです。
測量図はあまり馴染みがなく、どのようなものかわからない方も多いと思いますが「土地家屋調査士」と呼ばれる、国家資格を有した専門の調査士が作成した図面のことを言います。
測量図には「地積測量図・確定測量図・現況測量図」の3種類が存在し、それぞれ特徴を持っています。
・地積測量図
法務局で簡単に入手することができます。測量を行わなくても簡単に面積を把握できることは、地積測量図の大きなメリットです。ただし、測量が行われた年代によって、測量の方法や精度にばらつきがあり、古い年代の測量図だと現在の測量図に記載されている情報が載っていなかったり、測量の方法が異なっていたりと信用度に欠けるものも多く存在します。
・現況測量図
土地の大まかな面積を知りたい時に役立ちます。その土地に設置されている境界標や塀などを参考に図面を作るため、隣接地所有者の立ち会いの必要がありません。しかし、現地に境界標などがない場合には、フェンスやブロック塀などから境界点を予測して測量したものとなるため、正確な面積や境界線などはわからず、信用度は低いと言えます。
・確定測量図
測量を行う土地の状況によっても異なるものの、隣接地所有者の立ち会いが必要となるため完成までに数カ月程度の期間がかかります。しかし、すべての隣接する土地所有者が現地で境界を確認したあとに書類に署名・捺印する図面ですので、境界に関する争いが起こり得ない信用度の高いものとなります。
それぞれの図面の特徴を理解し、トラブルが無いよう注意しなければなりませんね!
不動産に関するお悩みやご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
【ブログ担当:売買営業/加藤】

「あすのカタチをつくる」株式会社財産コンサルティング
〒010-0904 秋田県秋田市保戸野原の町8番27号/TEL:018-824-0234